「最低限必要なものだけを買って費用を抑えたい!」
日本一周という長旅となると、快適な車中泊生活を過ごすのに必要なアイテムを揃えるだけで数十万円ほどかかると言われています。
大学生や貯金を切り崩して旅している方にとっては少しでも安く済ませたい気持ちはありますよね。
今回はそんな悩みを抱えたみなさんに、車中泊日本一周に最低限必要な持ち物を予算5万円以内に収まるようにお伝えします!
彼女とFITで、車中泊日本一周した国立大学生。その後も1週間程度の車中泊旅を何度も繰り返しています。
この記事を読むと分かること
- 予算5万円以内で揃えるべき装備
- 初期費用5万円車中泊のリアル
- 予算を追加するなら何を買うべきか
実際に持ちものにかかった初期費用と予算
まずは私が車中泊で日本一周した際に実際に初期費用としていくらかかったのか。何を買ったのかを紹介します。
出発前に以下のアイテムを購入しました。
・ポータブル電源
・ブラインドシェード
・LEDランタン
・車内収納
・その他小物少々
合計で60,537円です。
車中泊での日本一周全体を通してかかった費用総額はこちらの記事で詳しく紹介していますので参考にしてみてください。
読者車中泊で日本一周って実際いくらかかるんだろう?読者食費、交通費、、、それぞれ何円くらいかかるのかな?このように悩んでいる方も多いのではないでしょうか?日本一周なんて壮大なことを[…]
車中泊日本一周で、5万円という限られた予算で持ち物を揃えるには優先順位の高いものから購入する必要があります。私が日本一周して感じた車中泊の最優先事項は以下の3点です。
・プライベート空間の確保
・電源の確保
・居住空間の快適性
5万円という限られた予算をこの3点に費やし、あとは自宅にあるものを車内に持ち込んで快適性を上げるのが良いでしょう。
予算5万円で購入すべき必須装備はこれ
完全にゼロの状態から車中泊日本一周に必要な装備を揃えようとなると10~20万円は用意したいところですが、今回のテーマである5万円以内で全て揃えられるよう、最低限必要なものだけを紹介します。
ブラインドシェード(税込24,200円)
まず紹介するのはブラインドシェードです。
道の駅や公園の駐車場など、多くの人が行き来する場所で車中泊するのでプライベート空間の確保は最優先ですよね。これがないと着替えもできません。
ブラインドシェードと言っても安価なものから高価なものまで種類は豊富ですが、60日以上車中泊してきた筆者の経験上
サイズが窓にフィットしていること
断熱性が高いこと
この2点は絶対に満たしておきたいです。
毎日お世話になるアイテムで、睡眠の質は旅疲れにもモロに影響してきますのでここは絶対に手を抜いてはいけない装備ですよ!
私が実際に使用しているのはBRAHMS製のFIT専用シェードです。
日本製の断熱効果に優れた高品質シェードで、車種専用、さらには型式専用に設計されていますので、ご自身のお車にジャストフィットするのでかなりオススメですよ!
LEDランタン(税込2,980円)
続いて紹介するのがLEDランタンです。
車中泊だと夜間の車内の明かりが必要になってきますが、車内のライトをつけっぱなしにしておくことはできませんよね。
色々なランタンがありますが、日本一周のような長旅だと電池交換式よりも充電式の方がオススメです。
このランタンは無段階に明るさが調整できるので眩しすぎることもなく十分な明るさを確保できるのでかなり便利でしたよ!
(楽天市場が最安値で購入できそうです)
ポータブル電源(税込19,800円)
ポータブル電源も必須の持ち物です。
あまり聞き馴染みのない言葉かもしれませんが、スマホの充電などに使うモバイルバッテリーの超大容量でコンセントが使える大型版という認識で大丈夫です。
私は主にパソコンやスマホ、ポケットWi-Fiの充電に利用していましたが、ドライヤーやヘアアイロン、IHやホットプレートなどを繋いで快適な車中泊生活を過ごしている方が多いです。
今回は予算5万円ということでJackeryの一番小型モデルのポータブル電源240のリンクを貼っておきますが、ドライヤーなどを利用したい方は大型モデルを買う必要があるので注意が必要ですよ!
最安モデルでもスマホ24回分の充電が可能な容量で、車のソケットから充電も可能ですが、是非ご自身の目的に合うモデルを探してみてください。
温泉博士の雑誌(税込650円×4冊=2,600円)
最後に紹介するのは雑誌です。
なんでここで雑誌やねん!車中泊アイテムの紹介せいや!!
と思うかもしれませんが、この雑誌は車中泊旅で必須ですよ!
ホテル泊と違って毎日日帰り温泉を探す必要がある車中泊旅では入浴費がバカになりませんが、この温泉博士を使えば全国各地の温泉を無料で利用することができます!
現在は全国版!ではなく4区分に分けた地域ごとの販売となりましたので、日本一周では計4冊が必要です。
私は50日間ほぼ毎日、無料で源泉掛け流しの温泉に入って入浴費をかなり節約しながら旅の疲れをとることができたので個人的には必須のもちものです。
購入方法や注意点など詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
日本一周中の皆さん、これから旅をしようと思っている皆さん、無料で温泉に入りたいとお考えのすべての皆さん、こんにちは(^^♪タイトルを見て嘘だと思った方がほとんどだと思いますが全国の日帰り温泉に無料で入る方法は本当にありま[…]
これだけ全て揃えて費用は49580円
これだけ揃えれば車内のプライベート空間の確保と明かりと電源の確保、毎日の風呂探しが快適にできるようになるので最低限の車中泊生活はできるようになります。
初期費用5万円の車中泊のリアル
初期費用5万円という予算でどのような車中泊生活が過ごせるのか。私の経験談から詳しくお伝えしていきます。
正直、初期費用5万円の車中泊生活は快適とは言えません。以下に問題点と解決策を提示しますので目的に応じて予算の追加も検討してみても良いかもしれませんね。
車内のプライバシーは確保できる?
車中泊でのプライベート空間の確保は最優先事項ですので、絶対に予算を惜しんではいけない点ですね。
先ほど紹介した車種専用のブラインドシェードで隙間なく窓を覆うことができるのでプライベート空間の確保は問題ありません。
車内の暑さ対策と寒さ対策はできる?
予算5万円だと寝袋の購入は優先できないので自宅から布団を持ち込むことで寒さ対策はできますが、車載扇風機や車載冷蔵庫などの暑さ対策はできないので夏場の車中泊はかなりハードなものとなるでしょう。
経験して初めて分かったのですが、初夏や初秋でも暑すぎて寝れないことや朝起きたら汗だく。なんてこともザラにあるほど夏場の車内は蒸し暑いです。夜間も換気していたいところですが防犯面で少し不安が、、、
少し予算の追加を検討するなら太陽光充電で5時間ほど換気してくれるこちらの商品は2,500円程度で購入できるのでオススメです。
夏場の車内では食料は腐り、水分はお湯になりかねませんので注意しましょう。車のシガーソケットから充電できるクーラーボックスがオススメです。
旅行中の食事はどうする?
旅の思い出に関して問題点はある?
車中泊で日本一周を考えているみなさんの多くは、日本全国の絶景やご当地グルメを満喫しよう!と考えているのではないでしょうか。
私ももちろん同じ考えで旅立ったわけですが本当に後悔したのが、「カメラを買っておけばよかった」ということです。
初期費用予算5万円となると到底カメラなど購入できませんのでスマートフォンカメラを使うしかありませんね。
旅の合計費用に与える影響は?
毎食外食となると食費は驚くほど高くなるのは避けられないでしょう。こちらの記事で詳しく公開しているのですが日本一周の合計費用の半分近くが食費です!
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通信費に関しては契約キャリアやプランにもよりますが、Wi-Fiなしでは速攻で通信制限にかかり、解除するごとにお金がかかる。ということにも、、、
合計の出費を考える面でも快適性の観点でもポケットWiFiはあると良いでしょう。
「最近よく聞くMugen WiFiって実際どうなんだろう?」「安心して契約するにはデメリットも知っておきたいな。」と思う方も多いのではないでしょうか。私も初めてMugen WiFiを契約するまでは皆さんと同じように、[…]
まとめ
いかがだったでしょうか。以上が私が車中泊で日本一周した体験に基づいた予算5万円での装備紹介でした。
車中泊で快適に日本一周するとなると、初期費用として持ち物に数十万円程度かける必要がありますが、最低限の装備だけなら5万円程度の予算でも車中泊は可能です!
せっかく日本一周するなら快適に過ごせたらいいな!と思うので、みなさんの思う車中泊ライフに沿って予算の追加を検討してみるのもいいかもしれませんね。
皆さんの旅のお役に立てれば幸いです!
>>全国の日帰り温泉やグルメ、観光地紹介はこちら
>>全国の車中泊スポット紹介や車中泊に関する記事はこちら
今回紹介したアイテム一覧
・日本製高品質ブラインドシェード
・充電式LEDランタン
・Jackeryポータブル電源240
・温泉博士(詳細な記事へのリンクです)
・車載ソーラーファン
・車載クーラーボックス
・カセットコンロ
・レンズフィルター