先日サウナ初心者の筆者が、サウナで整うことに成功した際の体験談をもとに今話題の”サウナで整う”とはどういう意味で、どのような状態なのか、またその嬉しい効果と誰でも整うコツについてもご紹介します。
（※追記 記事作成から1月経過した今ではサウナにドハマりして整いまくっています）
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今話題の”ととのう”の意味
一般には、サウナ→水風呂→休憩を3回程度繰り返した際に訪れ、心身が整った状態になるサウナの究極の快感でマラソンで言うランナーズハイのような状態になることです。
整うことで得られる効果
整うことで直接的に得られる効果は極度の快感状態ですが、整うためにサウナ浴をすることにより平常時の2倍程度に血流が良くなることによって得られる間接的な効果をいくつか紹介します。
身体の健康効果①：体調がよくなる
まず1つ目の身体の効果は体調がよくなることです。
サウナで血流が良くなることによって酸素と栄養分が体内の隅々まで巡りわたることで体中の細胞が活性化され、体調がよくなります。
身体の健康効果②：肩こりや腰痛が改善される
身体の健康効果の2つ目は肩こりや腰痛が改善されることです。
サウナ浴で血流が良くなると、大量の汗とともに疲労物質も流れ出します。
疲労物質が洗い流されることによって肩こりや腰痛の改善、疲労回復も見込めます。
身体の健康効果③:血圧異常の改善
身体の健康効果の3つ目は血圧異常の改善です。
サウナ浴で血流が良くなることで血圧異常が改善されます。
心の健康効果：悩みや不安、緊張などの精神状態が改善される
サウナは身体だけでなく心の健康にも効果的です。
サウナ浴で得られる心の健康効果は悩みや不安、緊張などの精神状態が良くなることです。
悩みや不安を抱えているとき、または緊張しているときは身体が固まったようで、心臓がドクンドクンしていることが多いと思います。
それは筋肉が収縮することで血圧が高くなって血流が悪くなってしまうことが原因ですが、サウナ浴で血流が良くなることで血圧を元に戻し、筋肉の収縮を抑えることで悩みや不安、緊張状態を改善することができます。
美容効果：美肌になる
また、サウナ浴には美肌になるという嬉しい美容効果もあります。
最近では美肌を意識する男性も増えてきており、男性にも女性にも嬉しい効果です。
サウナ浴をすることで血流が良くなり、栄養を体内の隅々まで巡りわたらせることはもちろん、逆に溜まっていた老廃物を洗い流すことで美肌になることができます。
”ととのう”ってどんな感覚？
ここからは筆者の実体験をもとにご紹介する感覚なので、個人差もあると思います。
全身の完全脱力
全身が完全に脱力して究極のリラックス状態になります。
手足を動かすことも嫌になるほど全身が機能停止して、日ごろの疲れがたまった身体を充電している感覚です。
リラックスの境地で身体がとろけて無くなってしまいそうな感覚になりこの感覚が本当に癖になります。
心の完全脱力
究極のリラックス状態になることによってすべてがどうでもよくなります。
3月の夜風に晒され続けても寒さは一切感じません。
何もしていないダラダラしている時間でも常に「だるいな～」など何か考えていて何も考えないという感覚は今までわかりませんでしたが、無意識のうちに何も考えることはなくなります。
心も体も完全なリラックス状態になります。
感覚が極限まで研ぎ澄まされる
心身ともに究極のリラックス状態になったことですべてが機能停止している感覚の中で唯一生き生きと生を感じるものが心臓です。
心身共に”無”の状態で心臓の鼓動だけがバクバクしているので、心臓の鼓動が足先から頭、手の指先まで全身に鮮明に響きわたります。
宇宙と一体になる
サウナ浴の境地にたどり着いた感覚なのか、単純に体調が悪くなったのかわかりませんが宇宙と一体化しました！笑
詳しい感覚を説明すると、自分が地球のように回転している感覚です。
それも横回転ではなく縦回転している感覚が訪れました。
(友人4人は、後ろ回転2人、横回転1人、左右行ったり来たりが1人とみんなバラバラの感覚で、それぞれの感覚があって面白いですね！)
心身ともに”無”の境地にたどり着き、心臓の鼓動と回転のみを感じ宇宙と一体化しました。
自分で書きながら感じてますが、めちゃくちゃ胡散臭いです(笑)
整いに行く前に、事前に感覚を調べていたのですが人それぞれでどれも文面だけからは信じられないと思っていましたが、こればかりは実際に体験してもらえないとわからない感覚だと思います。
整ったことのない友人4人を連れてサウナに行った際、最初は絶対嘘！とバカにされましたが、結局全員この感覚に共感してくれました。
騙されたと思って整ってみてください！
サウナ初心者でも ”ととのう” 4つのステップとコツ
さて、ここからはサウナ初心者でも誰でも整うことができる4つのステップとコツをご紹介します。
大前提
大前提として整う状態は、限界の先に訪れるものだと感じているので途中で体調が悪くなったり、耐えられなくなったら速やかに諦めてください。
体調が良いときに再挑戦したらいいので安全第一です！
誰でも整う4ステップとコツ
STEP1：湯船で十分に温まる
サウナに入る前にはしっかりとした準備をしないと、うまく整うことができません
コツ①
汗が出るほどまで十分に温かい湯船に浸かる ぬるめよりも熱めのお湯が良いです。
STEP2：サウナ浴
熱めの湯船で十分に体を温めることができたらいよいよサウナ浴ですが、安全のため絶対に水分補給をしてからサウナに入ります。
上手に整うためにはこのサウナ浴が最も大切ですのでコツを守ってください！
コツ②
サウナに入る前に十分量の水分を補給する
コツ③
タオルで全身の水分と汗を拭きとってからサウナに入る
個人差はありますが、初心者サウナーの方の目安としては100°Cほどの熱めのサウナに10~12分間です。
コツ④
3分ほどで限界を感じる程度がちょうどよい。限界の先にたどり着くのが究極のリラックス状態です
コツ⑤
サウナ初心者の方は励ましあえる仲間と一緒に行くべきです。僕も1人で行った際には暑さに耐えられず、限界を超えることができませんでした。
コツ⑥
タオルで髪を守る。高温サウナに長時間入ると、髪が超高温になるのでタオルを巻いてしっかり保護しておきましょう。
髪を守るにはタオルでも大丈夫ですが、より確実に、より快適にサウナを楽しみたい方はサウナキャップがオススメです！
のぼせ防止効果もあるためサウナ初心者はサウナハットグースを活用してみることをオススメします。
STEP3：水風呂
サウナで限界を超えたあなたは、一刻も早く水風呂に入りたいと感じますがマナー違反です！
ぬるめのシャワーで汗を流してから水風呂に入ります。
あまりの暑さに水風呂から出られなくなるかもしれませんが水風呂の目安は
①冷たい→②慣れてきて、こんなもんかと感じる→③寒くなってくる。
の②番の感覚になった時が上がるタイミングです。
僕と友人が整った際には、この後のステップである外気浴中は身体が乾ききっても身体から大量の湯気がでてきました。
コツ⑦
サウナ後のシャワーはぬるめ
コツ⑧
冷やしすぎないよう1分間だけ外気浴中に身体から湯気が出るのが目安
STEP4：外気浴
いよいよ最後のステップの外気浴です。
椅子タイプでも大丈夫だと思いますが、僕のおすすめはビーチで日光浴している人の椅子です
外気浴の目安としては全身が乾ききるまでです。
コツ⑨
楽な姿勢で目を閉じてリラックスする
コツ⑩
心臓の鼓動を感じる
1回で整えなかったら再度STEP1へ
僕と友人はSTEP1からSTEP4までの一連の流れで一度で整うことができましたが、整うことができなかった方はSTEP1からやり直しです。
一般には3セット後に整うことが多いそうなので、ここで整っていなくとも大丈夫です。
ただ、前述したとおり体調が悪くなったら諦めて次回再挑戦しましょう！
コツ⑪
外気浴で寒さを感じたら失敗している可能性が高いです。僕が成功した際には3月の夜風を浴びても一切寒さを感じず快適でした。
以上のステップとコツを守ればサウナ初心者でも誰でも整うことができると思いますが、あくまで暑さ寒さの感じ方には個人差があるので目安として考えてください。
失敗例
最後に僕が整おうと挑戦したが失敗したときのことをご紹介します。
水風呂に長く入りすぎた
サウナのあまりの暑さに水風呂に長く入りすぎたら外気浴中にすぐに寒くなって、無の境地にたどり着く前に寒さが限界を超えました。
70°Cのサウナで12分間
70°Cだと暑いですが限界の先へはたどり着けず微妙に整った感覚はあるが、十分に整うことができませんでした。
100°Cのサウナで6分間
一人で挑戦したときには限界を超える前にサウナから出てしまいました。
サウナ初心者の僕は、励ましあえる仲間がいないと限界を超える精神力がありませんでした。
まとめ
いかがだったでしょうか。
このようにサウナには心身ともに嬉しい健康効果がたくさんあります！
整いやすいサウナの温度や時間、回数、外気浴の姿勢には個人差があるので自分に合った整い方を探してみて下さいね(^^♪
上手に整ってより一層健康かつ充実したサウナライフをおくりましょう！
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